黒と白の無機質なモノトーンのボックスにレッドシダーを足す事で、シンプルな外観の中に、有機物の暖かみを感じられるデザインとなるよう配慮しました。 黒と白、レッドシダーの色量は、イメージパースにて何度も検討を繰り返し、メンテナンス性を考慮して最終的に決定しました。

間取に関しては、周囲を住宅に囲まれ隣地との距離感の近い近隣環境に配慮して計画をしました。 吹抜けを採用する事で、明るく開放的なリビングスペースとなるよう計画し、吹抜け部分の天井面と立ちがありの壁面をチークの無垢材で貼り上げる事で一階と二階の連続性を意識しました。 吹抜けを介して二階の子供部屋で遊ぶ子供達とのコミュニケーションが取れたりと、１つの大きな空間の中にそれぞれの居場所があるように意識して計画しています。